つくしあきひと先生の人気漫画、「メイドインアビス」がゲーム化されるのですが、なんとCEROの審査でZ区分になるようです。
CEROのレーティングのZ区分は「18歳以上のみ対象」となり、未成年者の購入は不可となります。
恐らく身体欠損等、かなり過激な描写がたんまりと含まれるんじゃないかしら…
アニメ化された作品で、家庭用ゲームが18歳未満購入不可っていうのはかなり珍しいケースです。
カオスヘッド・コープスパーティー・月姫あたりの前例もありますが、アニメ自体は全年齢が見れるメディアで放送されているのにゲームの購入に制限がかかるってのはレアケースです。(PC向けアダルトゲームは例外)
先日上映された劇場版も全編は年齢制限なし、後編はPG-12、「深き魂の黎明」は映倫でR-15指定に認定され、15歳未満視聴が不可となり払い戻し対応も行われるなどちょっと話題になってましたね。
ただ映倫の年齢制限は基本的にかなり甘いような気がします
ちなみにCEROは映倫より審査基準は厳しいような気がしますね~
レーティング制度|特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構(公式ホームページ)
例えZ区分だから,規制されないかいうとそういうわけでもなく、アダルト描写に関してはかなり厳しく規制されていますし、ゴア描写もあまりにも過激なものは規制されます…
近年は、首が飛ぶくらいのゴア描写は、ウィッチャーなんかでも普通に描写されていたのでケースバイケースで大丈夫みたいですが、あまりにも生々しい描写は規制の対象内になり、これが通らないと市場で販売できなくなるわけです。
ですが、CEROの判定がZになると販売できる対象がどうしても狭くなってしまうので、日本企業の多くは大抵CERO:D(17歳以上対象)に収まるように作ることが多いですね…
ブラッドボーンやダークソウルシリーズは、かなりグロテスクで心理的にキツーイ描写が多いですが、意外なことにCEROの規定では全てD判定なんですよね。
モンスターの死体の欠損描写等、倫理規定に触れないギリギリで作ってるんだなぁ…きっと