那須の名物 殺生石が真っ二つに割れてしまった模様
国の名勝にも指定されている殺生石が真っ二つに割れてしまったようです。
もともとひびが入ってしまっていたらしく、原因は自然現象のようですが、こんな大きい石が突然割れたらビックリしますね…
九尾の狐でぬ~べ~を思い出す人が多数…
最近の人だと鬼滅の刃の方が印象深いですかね。
狐のお面のシーンが印象的ですし、殺生石をモチーフにしている可能性も多少ありそうですね。割れた所まで偶然でしょうけど←
殺生石の伝説は平安時代末期に遡ります
鳥羽上皇に寵愛されていた玉藻前という女性がいたのですがこの女性の正体は実は九尾の狐だったんですね。上皇が病で倒れた時に、安倍晴明の5代目の子孫にあたる安倍泰成に正体を暴かれ逃げ去るのですが、激闘の上この地で倒されるも、石に姿を変えて毒を噴き出して近寄るものの命を奪うようになったことからこの名がつけられたのだとか…
実際には石そのものではなく、この付近の地面から噴き出る温泉の成分でもある有毒ガスの仕業ですが、人々から畏れられていたようですね(;'∀')
しめ縄が巻き付けられている姿が印象的ですが、これは実際にボランティア団体の人が、硫化水素を吸って死んでしまうタヌキやキツネを慰霊する目的も兼ねてしていたんだそうです
殺生石のしめ縄交換 那須のボランティア団体|地域の話題,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)
しめ縄は神様を占める場所という意味があり、ある種の結界的な意味もありますから、縄ごと真っ二つっていうのは日本・世界情勢的にも何だが縁起が悪いですね…
割れてしまった石は今後どうするのかな…
個人的には何事も無ければ、迷信と割り切って修復して欲しい所