お風呂の水は冷めてから捨てる→は??
モデルの木村カエラさんが
「お風呂の水は冷めてから捨てる方がいい」
というエコ発言にネット上が騒然としていますね。
個人でもSDGsに取り組むことは大切ですが、カエラさんなりに水質を守るためにやってみてるんだそう。
暖かい風呂水が川に流れると暖かい場所に住む生き物が繁殖し、苦手ない生き物が死んでしまう。グッピーなんかが川で増えている。との趣旨の発言をしていましたね。
ただ、この発言に首をかしげる人が多数いたようです
下水の仕組みをしってれば誰でも想像つきそうなんだけど。
自分で思いついたのか、誰かに教えてもらったのかは定かではないですが、ちょっと考えれば全く意味のない行為なのは誰でも分かりそう。
風呂水は暖かいといってもせいぜい40度前後。それを流せば配水管を通っている間に十分冷めるはず。更に温まった水は一旦下水処理場へと送られてそこで何時間もかけて綺麗にしてから排水されるため風呂水の温度なんて誤差にもならないでしょう。
生活排水が川にそのまま流れているなんて発展途上国だとしても風呂水程度が川に混ざったところで誤差レベルの影響だと思いますが、木村カエラさんの住んでいるような日本の生活環境では考えられないですよね。
恐らく生活排水はそのまま川に流れている…なんてとんでもない勘違いをしていたんでしょう。
下水道局の見解もネット民とほぼ同じ回答でした。
但し、風呂水程度の温度なら問題はありませんが、熱湯は配管を痛めるので冷ましてから流した方がいいそうです。
エコ意識を持つのは非常に大切ですがズレたことはやめて、本当に効果のあることだけを試したいですね。
風呂水を冷ますのはエコには効果はないけど私はお勧め
さて風呂水を冷ますのは良くない…とは言いましたが、お風呂の水って入り終わった後すぐ抜いてます??
残り湯は捨てるくらいなら洗濯に使ったり、するのがエコですよね。
私は、風呂水って雑菌が増えやすいこともあり、すすぎだけは綺麗な水を使っていますが、使える範囲で洗濯に使っています。
また深夜に火災がおきたり、災害で水道が止まってしまった時水があれば火を消すのに使ったりできるため備えとして便利です。
但しお子様がいる家では事故の原因になるケースもあるため注意しましょうね。