東京都内の梅毒感染者数が過去最多の去年と同じ水準で増加しており、感染者は速報値で2460件
感染者は男性が7割ほどで、男性は20代~50代、女性は20代で増加が目立っています。
現代日本では考えられない異常事態ですよねぇ…
そもそも梅毒が増えだしたのは2013年あたりから。
当初は海外から持ち込まれている説もありましたが、コロナ化で外国人の出入国が激減した際も増加の一報を続けていたので、それは否定されています。
風俗店を通じての感染が多いのも事実でしょうが、SNSを通じたパパ活が流行している影響もあるでしょうね。
梅毒ので重症化する人もいる模様
報道によると感染後数年間気づかなかったケースや、命にかかわるほど進行してしまった人までいる模様。現代医学の進んだ日本で私はこれが一番信じられません↓
感染者の中には、パートナーが特定できているので大丈夫だと思っていた人や、感染してから数年間気づかなかったケースもみられ梅毒は身近にある疾患といえます。
東京都保健医療局の西塚至・感染症対策調整担当部長は、
「ここ3年ほど過去最多を更新するほど感染者が増えています。梅毒の特徴は自覚症状が乏しいということで、人によっては無症状のこともあります」「体の中では梅毒の菌が増えて人に感染する状況は続いていますので、知らず知らずに他の人にうつしてしまったり、また、病気が進行して命に関わるような重い病気に進行したりということがあります」と話し、感染者が自覚ないまま感染を広げている現状を指摘しました。
梅毒症状で死ぬのはごく稀なはずなのに…
梅毒は第1期~第4期に渡って症状がおこり、一般的に症状としてよく見られるのは第1期~第2期くらいの症状でしょうか
全身に赤い発疹が出るので普通はこの段階で病院に行くと思いますが、治療しなくても見た目の上では1か月くらいで直ってしまうそうですが…
第3期の症状が出るのは3~10年経過後
全身にゴム種が発生し、特に鼻に出来た際はそのまま鼻が欠損してしまうことも…
仮にこの段階まで放置してしまっていたら、治療は出来ても後遺症は一生残るでしょうね。医学が進んでおらず、治療法のない時代は、全身に出来る腫瘍に苦しんだことでしょう…
第4期以降でついに命の危険が…
治療しないまま10年経過すると臓器や脳・神経系にまでで影響が出て症状は日常生活もままならなくなるでしょう。命に係わるのもこの段階から…
日本に住んでいながらこの状況まで放置されてしまう人がわずかながらいるのでしょうか…?
もし、そんな環境で生活している人がいたら恐ろしいですね。
感染後、約1週間から13週間の潜伏期間を経て発症します。現在では、比較的早期から治療を開始する例が多く抗生物質が有効であることなどから、第3期、第4期に進行することはほとんどありません。
第1期
感染後、3週間から3か月の状態。トレポネーマが侵入した部位(陰部、口唇部、口腔内)に、しこり(無痛性の硬結で膿を出すようになり、これを硬性下疳と言う)が生じます。しこりはすぐ消えますが、まれに潰瘍となることがあります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることがあります。第2期
感染後、3か月から3年の状態。全身のリンパ節が腫れる他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合があります。「バラしん」と呼ばれる特徴的な全身性発しんが現れることがあり、赤い目立つ発しんが手足の裏から全身に広がり、顔面にも現れます。
治療しなくても約1か月程度で消失しますが、抗生物質で治療しない限りトレポネーマは体内に残っています。第3期
感染後3から10年の状態。皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生しますが、現在ではこのような症例をみることは稀です。第4期
感染後10年以降の状態。多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし、死亡に至ることがありますが現在では稀です。