先日三重県鳥羽市沖で発生した釣り船と貨物船の事故。
12人の死傷者が出る大惨事となりました。
事件について調べてみましたがなかなか闇が深そうです。
今回被害にあった攻成丸は事故の影響で当面の間営業休止となりました。
船の損壊が激しいため再開は厳しそうですね。ました。
【重要なお知らせ】お詫びと休業について - 功成丸|伊勢湾の釣り|三重県鳥羽市の釣船屋
また衝突事故を起こした新生丸も衝突事故に関してのお詫びを掲載していました。
※事故を起こした会社はHPを持っていないため関連会社のHPに掲載
今回の事故で、貨物船は垂直にど真ん中を強打したそうで、相当な衝撃があったと思います。全員が海に落ちてしまったそうですが、海水温も低く60代~80代と高齢の人ばかりだったそう。ライフジャケットを付けていても体力の消耗が激しかったのではないかと
21歳の女が一人で操縦
21歳で航海士って若いですねぇ。そして業界ではまだまだ少ない女性です。
まだ新人だと思うんですが、1人で操縦を任されていたそうです。
当初は若者1人任せるのは違法じゃないかとの声もありましたが、日本の船員法・航海当直基準では、総トン数700トン未満の船舶の場合、単独当直が許可されているそうで、この体制も法的には問題が無かったそうな。
ただ操縦を代わって1時間後に事故を起こしてしまった以上、やはり経験不足ではないかと勘繰ってしまいますね。
20日、鳥羽市国崎町沖で貨物船が釣り船に衝突した事故では、釣り船の乗客2人が死亡、10人が重軽傷を負いました。
その後の捜査関係者への取材で、業務上過失致死などの疑いで逮捕された二等航海士・杉本波音容疑者(21)が、操縦の当番になった約1時間後に事故が起きたことがわかりました。
貨物船は杉本容疑者1人で操縦していたということですが、この体制に問題はなかったとしています。
運輸安全委員会などは貨物船の計器のデータを確認するなどし、事故に至った経緯を詳しく調べています。
21歳の女性二等航海士は珍しいか?
これは業界の事を知らないのでAIに聞いてみたのですが
まず若者の航海士は珍しくないみたいです
日本国内の内航貨物船(特に総トン数500トン前後の小型〜中型船)では、21歳で二等航海士になることは珍しくありません。むしろ人手不足の影響で若い人が早く昇進する傾向があります。
・商船高等専門学校(高専)や海上技術学校を卒業すると、卒業時(20〜21歳頃)に三等航海士免許を取得し、すぐに乗船スタートできます。
・乗船経験を積んで二等航海士(二級海技士)に昇格するのは、数年で可能なケースが多く、20代前半で二等航海士になる人は普通にいます。
・特に内航(日本近海)の小型貨物船では、経験が浅くても当直(操船当番)を任されることがあります。X(旧Twitter)などでも「21歳で2等航海士は驚く一般の人もいるが、船員業界では普通」「人手不足で若手がどんどん昇進する」との声が見られます。
ただし女性航海士は業界内で数パーセントだそう。特に伝統的に男が多くトイレ等も男女別になっていることが少ない貨物船業界では更に少ないらしく今回はレアケースみたいですね。わざわざこの業界で働いていたってことは相当な業界へのあこがれがあったんじゃないですかね。
ただ、重大な事故を起こして逮捕までされてしまうと免許停止や取り消し処分もあり得るみたいで今後の業界復帰は厳しいみたいですね。
事故の原因は双方の問題のようだが…
今回の事故の原因は貨物船の方が悪いですが、どうも一方的に悪いというわけでもないみたいですね。
まず事故現場(鳥羽市国崎町沖、約6.5km沖)は、アジがよく釣れる有名な漁場で、遊漁船(釣り船)が頻繁に錨を下ろして停泊する場所です。同時に貨物船の通り道でもあるため、双方警戒はしていなければならなかったと思います。
いかりを下ろした際は、停泊中であることを示す黒球をロープで高く掲げていたそうで違反は無かったようですが…
船との距離が近いため、近くにいた別の遊漁船が危険を察知し、攻成丸に無線で呼びかけたようですが、運転席に船長がおらず、汽笛にも反応が無かったそうな。
目撃した漁師は衝突後1kmも進んでいたし回避行動はとったように見えなかったと話していました。補足するとまぁ船ってそんなすぐに止まれるものじゃないので、流石にぶつかった直後は確実に気付いたと思いますよ…
ただ、恐らく釣り船にぶつかるギリギリで気づいたんじゃないでしょうかね。
何方かが気づけば防げたかもしれない事故で、お互い何をしていたのか気になりますね。