ロク姫速報 

お買い物好きの男の娘が徒然なるままに執筆しているブログ。  Amazon.co.jpアソシエイト

【Xで話題に】 神戸市のラーメン店で半生の鶏チャーシューが原因の食中毒発生

神戸市のラーメン店で食中毒が発生

神戸市にあるラーメン店で食中毒が発生し3日間の営業停止となったそうです。

詳細については現在行政が調査中ですが、いずれも加熱が不十分な鶏チャーシューが入った鴨だし・貝だしラーメンを食べていたそう。

www.kobe-np.co.jp

被害者がこの件について投稿していたため、かなりXで話題になっていましたね。

詳細はTogetterでまとめられています↓

togetter.com

お店の名前にメトロと付くので地下鉄系の鉄道会社が経営するお店かな?と思いましたが全然関係ないみたい。

単に商業施設内にテナントとして入っている店舗のようですね。

鶏肉の生食は危険!低温調理も設定ミスにはお気を付けを。

鳥肉の生食はカンピロバクターによる感染症の危険があります。

此方のお店では鳥肉を低温調理機を使ってレアで提供しているようです。

例えば肉の内部温度が63度になってから30分加熱すれば安全に食べられるそうですね。

鶏肉の場合、食中毒がもっとも心配されるのは細菌カンピロバクター。鶏刺しや鶏たたき、加熱不足の焼鳥などにより近年、多くの食中毒が発生しています。しっかりと加熱殺菌するには、63℃加熱なら肉の内部温度が63℃になってから、さらに30分間の加熱を維持する必要があります。70℃なら3分間、75℃なら1分間の加熱が必要。そうすれば、安全に食べられます。

つまり、この鶏むね肉を63℃で低温調理する場合には、肉の温度が上がるまでに平均68分、さらに30分間温度を維持する必要があり、調理に計100分ほどの時間を要します。
70℃や75℃の低温調理の場合も、同様に肉の内部温度がその設定温度にあがるのに平均して70分程度が必要。その上で、3分間とか1分間の温度維持をしなければなりません。

https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/shokuhniku_teionchouri.html

 

ただこちらのお店で提供されたお肉の写真を見ると外側にしか火が通っていないように見えるため、過熱が不十分だったでしょうね。

鳥刺しや鳥タタキのように鮮度の良さをうたってほぼ生の状態で提供される料理もありますが、鮮度がいい肉でもを絶対安全というものではなく、かなりリスキーな提供方法だと言えます。

 

低温調理に興味がある人は此方がお勧めです♪↓

 

被害者は神戸だけに留まらず!?

5月25日(日曜)~6月2日(月曜)に原因施設で提供された加熱不十分な鶏チャーシューを含む食事とされています。

9日間と症状のある人の飲食した日にかなり開きがあるため、汚染された肉を使って提供されたラーメンの提供数は3桁以上はあるのではないでしょうか…?

カンピロバクターの潜伏期間は通常2~3日、ですが時に10日程度と普通の食中毒と違って長いのも注意が必要な所。

 

現在報告されている患者数は神戸市内に留まらずのうち3名はそれぞれ埼玉県・東京都・長野県だそうです。観光で訪れる人も多いため、現在報告が上がってない人や症状が無いけれど食べてしまった人ってかなり多いんじゃないかしらね。

最近は海外から来られるお客さんも多いでしょうし。

何日も前に遠く離れた街で食べた料理が原因で食中毒。お店の人も発症した人も後が大変だろうなぁ

 

個人的に鶏チャーシューはこういうのでいいや('Д')