若林工業のカルメ焼きセットでカルメ焼きにチャレンジ
以前面白半分で購入した「銅製 カルメ焼き」セット↓
カルメ焼きって縁日や駄菓子屋でたまに見かけますが、買うと1個200円以上するんですよね。
ただ、カルメ焼き自体は砂糖を溶かして炭酸で膨らませるだけなので、自分で作れば原価は安い。
折角買ったのに使っていないのはもったいないな…と思い、早速作ってみることにしました。
銅製のひしゃくとすりこぎがセットになっています。
金属製のオタマでも代用できるようですが、熱伝導性に優れた銅のほうがより上手に作りやすいそう。
当然の如く、オール電化の家庭では使えません。
その為、以前ガンガン焼きを作るために購入したカセットコンロを使うことにしました。
説明書通り行うものの難易度が異様に高い
簡単な説明書が同梱していました。
カルメ焼きのレシピはいくつかパターンがあり、白砂糖を使う製法、重曹を卵白と混ぜ合わせる方法が作りやすいと聞いた記憶がありますが、折角なので説明書にしがたってみることにします。
説明書によると材料は
・ザラメ砂糖大匙3杯
(白いのもあるみたいですが、スーパーでよく見かける中ザラ糖を利用)
・玉砂糖大匙1杯
(玉砂糖はコゲ茶色で黒いツブツブが所々混ざった砂糖のことだそう。適当に代用すればいいかと思っていましたが、たまたま台所にあったので拝借)
・重曹ひとつまみ(大豆くらい)
(掃除用の重曹は気分的に嫌なので食品用を使いましょう)
・水15cc
単純な砂糖を使うよりもこちらの方が本格的で美味しそうなレシピですね。
こちらを火にかけ、弱火で熱しながらよく混ぜ沸騰するまで溶かしていきます。
温度が肝心で、
沸騰するとちいさな泡⇒大きな泡⇒小さな泡と変っていくのでタイミングを見計らって火から下ろし重曹を加えると一気に膨らみ、固まるとお馴染みのカルメ焼きになるのですが…
これがマジで難しい('Д')
正直泡の大きさが変化するのを全く見極めることが出来なく、気づいたら過熱しすぎて飴のようになってしまいました。
白砂糖で作れば色の微妙な変化にも注目できるのですが、説明書通りの材料だと元々カラメルソースのような色なので色は頼りになりません。
調べた所「120℃~130℃」が適温ですが、目視で温度を見極めるのは非常に困難です。
また、重曹も説明書通りの作り方だと上手に混ぜるのが難しいかも。
足りないと膨らみが悪くなるのでこれもかなり重要なポイントらしい…
失敗作。
加熱温度が間違っているため全く膨らまない!
重曹もうまく生地に混ざらないない。
一度重曹を入れてしまうと加熱不足だとしても再加熱も出来ないので、捨てるしかないです。
3回くらい挑戦して失敗したので今回は断念となりました。
重曹が入っているせいで、飴やカラメルで再利用もできず失敗作は酷い有様です。
改善案は?
今回はロスが多いため断念しましたが、やはり温度の見極めの問題もあるので改めてチャレンジする際はタニタの温度計を購入して砂糖の温度を測りながらチャレンジしてみようと思います。
また、メーカーの方が実際にカルメ焼きを作る動画を公開していました!
私の作り方だと、温度が間違っていたことやや混ぜ方にも問題があった気がします。